ビットコインの送金手数料が無料の取引所|GMOコインで積み立てている2つの理由

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結論:送るときと買うときで、それぞれコストを削れます

ビットコインを買って、そのまま取引所に置いておくだけなら、どこで買っても大差はありません。

差がつくのは「外に送るとき」です。 レンディングに回す、別のウォレットに移す——このとき取引所によっては1回あたり数千円の送金手数料がかかります。

私が GMOコイン を使っているのは、次の2点が理由です。

① 送金手数料が無料外部に送るときの手数料が0円。何回送ってもかかりません
② 取引所(現物)で買える自動積立を使わず手動で買うことで、販売所のスプレッドを避けられます

どちらも手数料を削る話です。増やす工夫より、減らさない工夫のほうが手堅いと考えています。

先に、私が実際にやらかした失敗から書きます。

1. 送金するだけで1万円弱を失った話

暗号資産を始めたばかりの頃、私は何も調べずに口座を作りました。理由は「よく広告を見かけたから」です。

そこでビットコインを買い、レンディングサービスに送ろうとして送金画面を開いたとき、表示された送金手数料は1万円弱でした。

ただ別の場所に移すだけで、です。

すでに買ってしまった後だったので、どうすることもできず支払いました。これが私の投資で最も痛い失敗のひとつです。損をしたのは相場を読み違えたからではなく、口座を選ぶときに調べなかったからでした。

ここから調べ直して行き着いたのがGMOコインです。

2. 理由①:送金手数料が無料であること

多くの取引所では、ビットコインを外部に送るときに手数料がかかります。よくあるのが0.0005 BTCという設定です。

これは金額が固定ではなく、ビットコインの価格に連動して上がります。

1BTCの価格0.0005 BTC の送金手数料
600万円約3,000円
1,000万円(2026年8月ごろの水準)約5,000円
2,000万円約10,000円

ビットコインが値上がりするほど、送金コストも重くなります。 長く持つほど不利になっていく性質があります。

GMOコインは、この外部への送金手数料が無料です。何回送ってもかかりません。

効いてくるのは「送る前提」で運用している人です

置いたまま動かさないなら、この差は関係ありません。効くのは、貯めて外に出す運用をしている場合です。

私の場合はこうなっています。

毎日ビットコインを買う → 貯まったらレンディングへ送る → 貸借料を受け取る

ある程度まとまってから送る、という使い方をしています。私の場合、150日かけて積み上げたのが 0.02 BTC(1BTC=1,000万円なら約20万円)でした。ここで5,000円の送金手数料がかかれば、移動しただけで2.5%が消えます。

さらに厄介なのは、送る回数が多いほど比率が悪くなることです。

送るタイミング送る量手数料の比率
1か月ごと約0.006 BTC約8%
150日ごと0.02 BTC約2.5%

手数料がかかる取引所だと、「もう少し貯まってから送ろう」と待つことになります。 その間はレンディングに回せないので、貸借料も付きません。

手数料が無料なら、送るタイミングを損得抜きで決められます。 これが地味に効きます。

レンディングの仕組みとリスクは、BitLendingは安全?貸借料率8%の仕組みと、預ける前に知っておくリスクにまとめました。

3. 理由②:自動積立ではなく、取引所の現物で買う

もうひとつはコストの話です。ここは見落とされやすいところだと思います。

「毎日自動で買ってくれる積立サービスが一番楽だし、それでいいのでは」と私も最初は考えていました。実際に楽です。ただ、調べていくうちに気づいたことがあります。

「販売所」と「取引所」は別物です

暗号資産を買う場所には2種類あります。

販売所取引所(現物)
誰から買うか運営会社からほかの利用者から
表示上の手数料無料と書かれていることが多い無料か、ごく低率
実質のコストスプレッド(買値と売値の差)が広いスプレッドが狭い
手軽さ数量を入れるだけ板を見て注文する

販売所は「手数料無料」と書かれていても、買値と売値の差の中にコストが含まれています。 その幅が数%になることもあります。

そして自動積立サービスは、販売所を経由する設計のものが多いという点に注意が必要です。楽なぶん、毎回そのスプレッドを払い続けることになります。

積立は毎日・毎月と繰り返すものなので、1回あたりの差が小さくても積み上がります。

私は手動で、1分で買っています

そこで私は自動積立を使わず、GMOコインのアプリで取引所(現物)から手動で買っています。

やることは、数量を入れて成行で注文するだけです。かかる時間は毎朝1分ほど。

「手動は面倒」と感じるかもしれませんが、1分の作業でスプレッドを避けられるなら、時給としては悪くないと思っています。手をかけない運用を掲げている私が、ここだけ手動にしているのはそのためです。

4. 私の買い方:150日続けて0.02 BTC

参考までに、実際のやり方と実績を書いておきます。2026年2月に始めて、150日連続で買い続けました。

期間1日あたり積み上がった量
1〜100日目0.0001 BTC(約1,000円)0.01 BTC
101〜150日目0.0002 BTC(約2,000円)0.01 BTC
合計(150日)0.02 BTC(約20万円)

買う場所は取引所(現物)の成行、かかる時間は1日あたり約1分です。貯まったぶんはレンディングに回しています。

100日を過ぎたところで、金額を倍にしました

100日続けてみて分かったのは、まったくストレスがないということでした。朝スマホを開いて注文するだけで、価格を気にする必要もありません。

「この量なら増やしても精神的な負担は変わらない」と判断できたので、101日目から1日0.0002 BTCに倍増しました。FXスワップの受取額も順調に増えていたので、回せる原資も増えていたという事情もあります。

先に増やしてから続けられるか試すのではなく、続くと分かってから増やす。 この順番だと無理がありません。

毎日2,000円と聞くと負担に思えるかもしれませんが、この資金は給料から出していません。

原資は、FXスワップ投資で毎日受け取っているスワップポイントです。もともと自分の財布には無かったお金を、そのまま別の資産に替えている形になります。

※年利は執筆時点のスワップポイント(または貸借料率)が1年間継続したと仮定した参考値です。将来の利回りを保証するものではなく、相場変動により元本を割り込む可能性があります。

自己資金を足さずに保有量が増えていくので、続けるのに意志の力がほとんど要りません。 仕組みの説明はFXスワップ投資とは?仕組みと利益の出方、いちばん大きいリスクを実践者が説明しますの7章に書きました。

なぜ「毎日」なのか

価格を予想しないためです。

私は相場が読めません。 実際、最初に買ったビットコインは高値掴みでした。読めない前提に立つと、買うタイミングを分散させるのが素直な答えになります。

毎日買っていれば、高いときも安いときも混ざります。判断する必要がないので、続きます。

よくある質問

送金手数料が無料なら、ほかの取引所より不利な点はありませんか。

取扱銘柄や手数料の体系は取引所ごとに違うので、送金手数料だけで決めるのは乱暴です。私の場合は「買って外に送る」という使い方が固定されているため、そこが最重要になっているだけです。頻繁に売買する人なら、見るべき項目は変わります。

販売所で買うのは損なのですか。

損と決めつけるものではありません。手軽さに対して払うコストだと考えるほうが正確です。ごく少額を1回だけ買うなら、差は気になりません。毎日・毎月と繰り返すなら効いてきます。

自動積立のほうが続けやすいのでは。

そこはトレードオフです。続かないくらいなら自動のほうがよいと思います。私は1分の作業なら続けられると判断して手動にしていますが、続かない人にとっては自動のほうが結果は良くなります。

毎日買うのは面倒ではないですか。

正直に言えば、最初の2週間は面倒でした。慣れると歯磨きと同じで、考えずに手が動きます。やめたくなったら金額を下げればいいので、続けられる水準まで落とすほうが、止めてしまうよりよいと思います。

まとめ

  • ビットコインを外部に送るとき、取引所によっては1回数千円かかる。0.0005 BTCなら価格上昇とともに重くなる
  • GMOコイン は送金手数料が無料。貯めて外に送る運用なら効く
  • 自動積立は販売所経由のものが多く、スプレッドを払い続けることになる
  • 取引所(現物)で手動購入すればそこを避けられる。かかるのは1日1分
  • 私は150日連続で買い続けて0.02 BTC(約20万円)。100日目から1日あたりの量を倍にした

増やす工夫は相場次第ですが、手数料をどれだけ払うかは自分で決められます。 最初の口座選びで1万円弱を失った私が言うので、ここは強めにお伝えしておきます。