トライオートFXは自動売買を使わないとダメ?手動だけでスワップ運用に使っています

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結論:自動売買を使わなくても問題ありません。私は一度も使っていません

トライオートFXは「自動売買の会社」として知られています。そのイメージから、スワップポイント目的で口座を探しているときに、候補から外してしまう方が多いのではないかと思います。

私も最初はそう思っていました。

ただ、実際に口座を開いて使ってみると、自動売買を使わずに、手動売買だけで普通のFX口座として使えます。 私は口座を開いてから今日まで、自動売買機能を一度も使ったことがありません。

では、スワップポイントの水準はどうなのか。ここが本題です。

私は10社の公表値を毎日集めているので、そのデータで確かめました。すべて1万通貨あたり・2026年9月8日時点の数字です。

通貨ペア最新1日
(10社中)
直近30日
(10社中)
直近1年
(5社中)
トルコリラ/円24.1円(4位)699円(4位)9,689円(3位)
メキシコペソ/円15.2円(1位)429円(2位)5,402円(3位)
南アフリカランド/円14.5円(2位・1社と同値)437円(3位)5,037円(2位)

どの通貨ペアでも上位に入っていました。 自動売買の会社だからスワップポイントが低い、ということはありませんでした。

同じ値で並んだ会社があります。 南アフリカランド/円の14.5円は、GMOクリック証券と同じ値でした。単独の2位ではなく同着なので、そのように書いています。

以下、データの読み方の注意点と、私がこの口座を選んだときに実際に見た点を書きます。

1. 自動売買を使わなくても、普通のFX口座として使えます

まずここが、いちばん誤解されやすいところだと思います。

トライオートFXには自動売買の機能がありますが、それを使うことが条件になっているわけではありません。 自分で通貨ペアと数量を選んで注文する、いわゆる手動売買(マニュアル取引)もできます。

私はスワップポイントを受け取ることを目的に使っているので、買って、持ち続けるだけです。 自動売買の設定画面は開いたことすらありません。

「自動売買の会社」というイメージだけで候補から外してしまうのは、選択肢を1つ損しているかもしれない、というのが正直な感覚です。

なお、自動売買と手動売買を両方使うこともできます。使い分けは自由です。

2. データの読み方:期間によって順位は入れ替わります

上の表をもう一度見ていただくと、同じ会社でも期間によって順位が違うことに気づかれると思います。

メキシコペソ/円で言えば、最新1日は1位ですが、直近1年では3位です。

これはこの会社に限った話ではありません。各社とも良い時期とそうでない時期があり、「今日の1位」がそのまま続くわけではないというのが、毎日集めてみて分かったことでした。詳しくはスワップポイントはFX会社でどれくらい違う?にまとめています。

もうひとつ、表を見るときの注意点があります。

直近1年の列だけ、比較している会社が5社に絞られています。 私がデータを集め始めた時期は会社ごとに違い、1年前まで遡れるのが5社(GMOクリック証券・GMO外貨・セントラル短資FX・トライオートFX・外為どっとコム)だからです。期間の一部しかない会社を混ぜると合計が小さく出て、不当に低く見えてしまいます。

そのため、10社中3位と5社中3位は、意味が違います。 この2つの列を並べて「順位が下がった」と読まないでください。

最新の数値はスワップポイント比較で毎日更新しています。

3. スワップポイントは手動で引き出せます

受け取ったスワップポイントを、ポジションを決済しないまま現金として引き出せるかどうかは、会社によって3つのタイプに分かれます。

トライオートFXは「自分で操作したときだけ引き出せる」タイプでした。

私は実際にこの操作をしたことがあります。

比べる相手として分かりやすいのは、同じ手動タイプで、私が普段から使っているLIGHT FXです。同じ「自分で操作して引き出す」やり方どうしで並べてみて、手間の多さや分かりにくさで不便に感じたことはありませんでした。

3つのタイプの分類と、私が手動のタイプを選んでいる理由は受け取ったスワップポイントは引き出せる?に書いています。

4. 私が口座を開いたとき、決め手になったのは建玉上限でした

スワップポイントの水準以外で、私がこの会社を選んだ理由をひとつ挙げるなら、トルコリラ/円の建玉上限です。

私が口座を開いた時点で、トルコリラ/円の建玉上限は1,000Lotでした。 当時、他社と比べて多いほうだったので、そこに惹かれました。

長く持ち続けて買い増していく前提だと、上限に達したら別の会社に口座を作り直すことになります。 その手間を先に減らせるかどうかは、私にとって小さくない差でした。

なお、2026年9月9日に確認したところ、この上限は2,000Lotまで拡充されていました。

取引条件は見直されることがあります。最新の条件はトライオートFXの公式サイトでご確認ください。

5. スワップ目的で使うなら、先に知っておきたい「大口マークアップ」

ここは要点だけ書きます。

トライオートFXには、取引数量が大きくなったときに、約定価格が自分に不利な方向へ調整されるルールがあります。大口マークアップと呼ばれるものです。

スワップポイント目的で持ち続ける立場から見て、押さえておきたいのは次の3点です。

  • 思いがけない決済が対象に入っています。 対象には、自分で出す一括決済注文だけでなくロスカット注文も含まれます。 自分の意思で出したわけではない決済にも加算されるということです
  • 建玉を分けて持っていても、合計で判定されます。 小分けに買っておけばロスカット時に避けられる、という理解は誤りでした(私自身が長く勘違いしていた点です)
  • 公式サイトには、評価益が出ている状態で一括決済した場合でも、この加算によって損失となる場合があると記載があります

トルコリラ/円の場合、加算される値幅は数量帯ごとに決まっています(2026年7月20日以降の適用分)。

取引数量加算される値幅(トルコリラ/円)
100万通貨超 〜 300万通貨以下1.5 pips
300万通貨超 〜 500万通貨以下4.5 pips
500万通貨超10.4 pips

※値幅・数量帯ともに見直されることがあります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

私はこのルールを口座を開く前に知っていたので、つまずくことはありませんでした。 ただ、他社ではあまり聞かない種類のルールなので、そういうものがあるという前提で読まないと素通りしてしまうとは思います。隠されているわけではなく、取引条件のページに他の項目と並んで書かれています。

そして、決済側の答えははっきりしています。ロスカットされない水準まで実効レバレッジを下げておくことです。 これは大口マークアップに限らず、スワップポイントを目的に持ち続けるうえで最も大事な部分だと思っています(実効レバレッジとは)。

よくある質問

自動売買を使わないと不利になりますか

私が使ってきた範囲では、そういった場面はありませんでした。手動売買だけで口座を使っています。ただし自動売買と手動売買は、取引数量の合計がそれぞれ区別して計算されるため、両方を使う場合は数量の考え方が変わります。

スワップポイントは10社の中でどれくらいの位置ですか

2026年9月8日時点では、3つの通貨ペアいずれでも上位に入っていました。ただし期間の取り方で順位は入れ替わります。 最新の値はトルコリラ/円・メキシコペソ/円・南アフリカランド/円の比較ページでご確認ください。

受け取ったスワップポイントは引き出せますか

自分で操作したときだけ引き出せるタイプでした。私も実際に引き出したことがあります。3タイプの違いはこちらの記事にまとめています。

トルコリラ/円はどれくらい持てますか

2026年9月9日に確認した時点では2,000Lotでした。取引条件は変更されることがあるため、公式サイトでご確認ください。

大口マークアップは小分けに買えば避けられますか

買うときの1回あたりの数量は抑えられますが、ロスカット時は建玉の合計で判定されるため、分けて持っていても避けられません。公式サイトにその旨の記載があります。


「自動売買の会社」というひとことで候補から外すと、スワップポイントの水準では上位に入る口座を1つ見落とすことになります。 私自身、手動売買だけで使い続けていて、それで困ったことはありません。

一方で、大口マークアップのように他社ではあまり見ないルールもあります。持ち続けることが前提なら、買う前に取引条件を一度読んでおく価値はあると思います。取引条件は トライオートFXの公式サイト に掲載されています。

スワップポイントの仕組みそのものはFXスワップ投資とは?にまとめています。